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カウンセラーのもりそんが、心の時代の学び方や大切なことを、読書を通じてお伝えしていきます。
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2018年11月14日

№1 上司に意見をぶつけていいか?

日々、時代の変化と共に世の中の価値観は変化し続けています。
過去と現在、現在と未来の変化の狭間において変化への拒否や強制、不安や恐れなどを感じている方が想像以上に多い世の中ということに気がつきました。
このブログでは、そんな読者様の心を少しでも明るく出来たらと願い、綴っていきたいと思います。

伊藤羊一氏の言葉より
~~~
「上司に意見をぶつけていいか?」

「上司の言うことを、部下は聞くものである」という間違った幻想がある日本社会においては、案外根深い問題かもしれません。
そもそも「上」司とか、部「下」というネーミングが、上司のほうが部下よりえらくて、仕事的にも、人間的にも優れているかのように勘違いしてしまいがち
です。
皆さん誤解しやすいのですが、上司は、マネジメントをするという「機能」を持っている人に過ぎません。別に人間的に優れているわけでもないですし、能力がすべてにおいて部下の人たちより優っているなんて、あるわけがありません。
≈中略≈
これを逆の立場、つまり自分が上司の立場で考えてみてください。すべてにおいて自分が優れているということは、部下と相談しても、自分以上の意見は出てこないということになります。そうだとしたら、社長の能力が、その会社の能力であるということになってしまいます。

前向きな、何かをつくり出す部分については、上の職階の人は、部下たちの意見を求めています。上司である自分が何か意見を言ったら、すべてそう決まってしまうことこそ怖いことはありません。ですから、部下もしっかり自分のスタンスを明確にし、上司に応えるべきなのです。

私は、「配慮はしても、遠慮はするな」と言っています。自分の意見を言うことは、むしろ望まれているのです。相手に対する礼を失してはいけませんが、遠慮して意見を言わないのは、結局、相手のためにもならないのです。

1分で話せ
伊藤 羊一著
SBクリエイティブ
~~~
上司の言うことを聞いていれば、それだけで良いと考えている人は、意外と多いのではないでしょうか?
それでも組織が成り立っているならば、よほど上司が優れているか、じわじわと破滅の道に突き進んでいるかのどちらかだと思います。
上司と部下の違いは、偉いか偉くないかなどということではなく、単純に役割の違いですよね。
一般的には、部下の方がより顧客に近い職務だと思います。だからこそ、顧客の意見や求めているものを肌感覚でつかんで、上司に意見していくことが大切なんだと思います。
また、上司の立場であれば、最近、意見が上がってこないな。私の発言力が増してきたな。などと感じ始めた時こそ、部下の伝えたいことを受け入れなくなってきているかもしれないということに、気づく時なのかもしれませんね。

ありがとうございました。もりそん

  


Posted by もりそん at 15:28Comments(0)職場職場職場人間関係職場職場人間関係